DXやAIベンダー(発注先)を見極める、たった1つのポイントとは?

近年、急速に進化を遂げるAIは、ビジネスのあらゆる分野に変革をもたらしています。例えば、業務の自動化やデータ分析の高度化、顧客対応の効率化など、AIを活用することで生産性の向上やコスト削減が実現できるでしょう。
そのため、AIの導入を検討する企業は増加していますが、具体的に「どのように設計・導入したらいいのか分からない」「AIの導入が得意なベンダーに任せたいが選び方が分からない」といった悩みを抱える企業もあるようです。AIの構築は時間がかかるためにコストがかさみやすいため、発注先の選定を誤ると大きなリスクにつながってしまう可能性があります。
しかし、AIベンダー(発注先)の見極め方法は、実はそれほど複雑ではありません。本記事では、AIベンダー(発注先)を見極めるポイントについて解説します。
目次
新しい市場であるDXやAIは成功事例が少なく、実績だけでベンダーを選びにくい
DXやAIのコンサルティングや構築を行うベンダー(発注先)は、世の中の注目度や企業のニーズに応じて増加しています。そのため、導入実績数を売りにするベンダーも見られますが、実績数の豊富さや自社と同じ業界の導入実績があることを基準としてベンダーを選ぶのには疑問が伴います。
そもそもDXやAIはとても新しい市場です。効果検証が十分に行われるほど事例が蓄積されている段階とはまだ言えないでしょう。DXやAIコンサルティングを行うベンダーの中には、実績数をアピールするケースもあるようですが、実績数の豊富さと効果が出ているかは別の話です。実際に、DXやAIをテーマとしたセミナーやイベントに登壇している企業でも、現場の方に話を聞くと「まだ導入が進んでいない」「少し大げさに伝わっている」という声を聞くこともあります。まだ新しい市場だからこそ、世の中のニーズが高い一方で効果が出た成功事例は少なく、ベンダー選定が難しいのが課題と言えるでしょう。
1番シンプルな見極め方法は、「自社で実際にDXやAIを導入しているか」
では、DXやAIのベンダーは、どのように見極めれば良いのでしょうか。1番シンプルで、1番分かりやすい見極め方は、「実際にそのベンダーが自社のDXやAIの導入を実施し、成果を出しているか」を確認することです。
最近では、営業やマーケティングのDXコンサルティングやシステム構築を行う企業が増えていますが、自社と同じ業界の事例を参考にするよりも、DXの導入により売上や利益が増えて、従業員も成長できるような成功事例を参考にすることが基本です。
DXベンダーを見極めるには、自社内にベストプラクティスを持っていて、実際に自社の営業やマーケティングでDXを活用できているかを確認すると良いでしょう。
特に営業領域はDXの余地が非常に大きいものの、導入が進んでいないケースが多いという特徴があります。そのため、自社の業務は非常にアナログな状態で進めているにも関わらず、顧客に対しては「DXを活用して業務改善を行いましょう」と提案するケースも少なくありません。自社の営業やマーケティングにDXの必要性を理解してもらい、業務を変革していくためには、彼らの理解を得られるようなベンダーやコンサルタントが必要になります。自社の営業やマーケティングにDXが導入されていない状態で、顧客にDXを提案している企業があるとしたら、大きな自己矛盾を抱えていると言えるでしょう。
AIも同様に、営業や採用部門で活用し業務を効率化しようとする企業が増えていますが、AIベンダーがどのくらい自社でAIを活用できているかが選定基準になります。顧客にAIを提案しているにも関わらず、自社でAIを活用できていないベンダーは、現場が変革を望んでいない、システムを深く理解している人がいないなど、社内にまだAIのノウハウが蓄積されていない段階かもしれません。AIの活用に慣れていないベンダーに依頼してAI構築を行った場合、業務の要件定義が現場のニーズとズレてしまったり、AIの使い方が分からないために不要な機能まで実装して想定以上のコストがかかってしまったりするリスクが考えられるでしょう。
また、AIの導入を検討している企業側も、どのようにAIを活用したらいいのか分からない、運用する環境が整っていない、セキュリティに不安があるなど、様々な悩みを抱えているケースもあるでしょう。ベンダー選定で迷った場合は、「御社がどのようにAIを活用しているのか知りたいから、画面を見せてほしい」「どのようにAI使っているのか教えてほしい」と、率直に聞いてみると良いでしょう。自社でAIを使いこなしているのであれば、すぐに見せてもらえるはずですし、社内での活用方法や効果も教えてもらえるはずです。ベンダーの具体的な導入事例を聞いて、自社でも導入・活用できそうか考えてみましょう。
AIの導入で商談が2倍に。実績やノウハウを活かし低コストでAI構築が可能
GLナビゲーションでは、以前から業務のAI化を進めており、実際に商談数を2倍に増やすことができました。また、複数のAIを活用して業務の生産性を高めたノウハウをもとに、AI導入のコンサルティングも行っています。
【事例】 Salesforce(セールスフォース)のAIで商談数が2倍。数字だけではない営業チームに与えたAI効果も
https://www.salesforce.com/jp/blog/jp-glnavigation-salesforce-ai/?d=cta-body-promo-custsfdcnews2
一般的なAIベンダーの場合、半年から1年かけてAIを構築するため、コストも数千万円程度かかってしまいますが、我々は初期導入費用100万円、運用費月10万円、約3カ月で構築が可能です。なぜここまで短期間・低コストでAIシステムを構築できるかというと、実際に自社で導入実績があり、売り上げを伸ばしてきたベストプラクティスのAIをご提案するからです。AIの導入やベンダー選定に迷っている場合は、ぜひGLナビゲーションにご相談ください。
関連記事
